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デスクワークの7割が経験?つらい肩こりとVDT症候群とは

2019年7月25日

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この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

皆さんは、「VDT作業」という言葉をご存じですか?

VDT(Visual Display Terminals)のことで、CRTディスプレイやキーボードなどにより構成される機器(VDT機器)を使用して、データの入力・検索・照合等、文書の作成・編集・修正、プログラミング等を行う作業のことです。

簡単に言うと、パソコンなどの電子機器を中心に使用したデスクワークのことですね。そして、VDT作業を長時間続けたことにより、目や身体、心に支障をきたすことをVDT症候群といいます。

VDT症候群の症状は?

身体における症状として、

  • 眼精疲労や目の痛み
  • 肩こりや首周囲、腕の痛みや重さ、だるさ
  • 手先のしびれ
  • 背中のこりや痛み

などが挙げられます。

精神的な症状としては

  • 少しの事でイライラしてしまう。
  • 焦燥感や不安感
  • 気分の落ち込み、抑うつ

などがあります。

VDT症候群の原因とは?

VDT症候群を引き起こす原因としては、

  • モニター画面を見続けることによる、目への負担
  • 長時間のデスクワークによる、同一姿勢の強制
  • パソコン等の性能向上による、処理の高速化

などが挙げられます。電子機器の黎明期では表示できる色や情報の種類も少なく、また処理速度も遅かったため、様々な仕事の処理を電子機器のみに頼ることはありませんでした。現代は処理しうる情報はすべてパソコンやタブレットなどを用いて処理し、その性能も飛躍的に向上したことにより同時に複数のモニターを見ることも少なくなく、そのために視覚への負担や同一姿勢を長時間取り続けることによる筋骨格系・精神への疲労が大きなものになりました。

こりとVDT作業の関係

肩こりの原因となる疾患には以下のものが挙げられます。

  • 頚肩腕症候群
  • 胸郭出口症候群
  • 頸椎疾患
  • 肩関節疾患

これらの疾患は、頸部周囲に筋肉や神経が集中しており、それが長時間同じ姿勢を取り続け、目に負担をかけた結果引き起こされます。

もし、この記事を読んでいただいている方に肩こりを感じている方がいましたら、試しに肘を持って肩を持ち上げてみてください。症状が緩和した方は、上記の疾患が予測されます。

厚生労働省によって約11,000事業所・約 16,000 人の労働者を対象に行われた、「平成20年技術革新と労働に関する実態調査結果の概況」では、VDT作業によって引き起こされた身体的な疲労や症状の割合は

眼の疲れ・痛みが約90%、首や肩のこりが約75%の方が経験していると報告されております。つまり、デスクワークを中心として仕事を行われる方のほとんどが目や首・方になんらかの症状を持っていることになります。

では、上の方で述べました肩こりの原因について少し詳しく話していきます。

肩こりが起こるメカニズムとしては、

  • 筋肉の硬直
  • 血行障害
  • 神経障害

この3つが挙げられます。しかし、これらは別々に起こりうるのではなく、同時にかつ悪循環に陥りやすいのが特徴です。悪循環の流れとしては、

同一姿勢の継続により、筋肉が緊張→血管が圧迫され、血流が低下→筋肉中に疲労物質が蓄積→神経が刺激され、痛みが発生→痛みが発生したことにより、筋肉が緊張…

 

となります。

その他にも、仕事上のストレスが軽い肩こりを何倍にも増幅させることもあります。また、厚生労働省の調査による、「4日以上の休業を必要とした、業務上の疾病」では、およそ10%を肩こりが占めています。

たかが肩こりといって放置してしまうと、個人にも大きな悪影響があり、また企業も大きな損失が発生してしまうことになります。

VDT症候群を予防する方法

まずは、適度な休憩が必要です。ついついパソコン作業などは没頭してしまいがちですが、1時間につき10~15分程度休憩をとるようにしましょう。

休憩だからといってスマホなどでSNSをチェックするなどは避け、遠くの緑の景色を見たり、少しカラダを動かすといったことが効果的です。

また、作業環境においても、照明の明るさやVDT機器の適切な配置方法、座位姿勢などが重要になってきます。

ここで、1つVDT症候群を予防する便利なソフトを紹介しておきます。

 

VDTタイマー

こんな感じ。

また、VDTタイマーを通じて簡単なストレッチなどの情報についてもアクセスできる点は、とてもいいと思います。

ただ、ストレッチのために画面に近づいて見るのはよくないので、予め印刷などをしておくとなお良いですね。VDTタイマーについては以下の画像のような効果があると言われているようです。

 

これらのツールなども使いながら、適切な環境での作業が推奨されます。また、仕事で目を酷使して自宅に帰ったあとも、スマホやタブレットで目を使わないなど、日常生活からの改善が必要と考えます。

 

余談ですが、僕は数年前までは両目の視力は1.5だったのですが、スマホやタブレットをよく使うようになり、右1.2左0.9に下がりました(;´・ω・)

しかし、その後防腐剤フリーの目薬を使うこと、適度に身体を動かすこと、緑を見ることなどを意識し、右1.5左1.2まで回復しました!

このように、生活習慣を少し変化させるだけでも身体への効果はありますので、この記事を読んで肩こりに悩まれている方は、ぜひ普段の生活からの意識を少し変えてみてください。